社会福祉法人 愛の森学園

　 コロナ禍が続く中、買い物などの外出支援は、感染 防御に配慮しつつの実施となりますが、実際にはなか なか難しい場合も増えています。 また、お年を召しつつある利用者さんについては、ご 本人からのご希望頻度も、安全配慮の観点からの実施 可能回数からみても、近年減少傾向にあります。

 そんななか､利用者さんが手軽に｢買い物｣を楽しめ る手立てがないか…､と思案していたところ､近隣の老 人ホームに移動販売車が来る､という耳寄りな話が来てくださったのは、伊勢原市にある白石商店さんと いう、食品卸売業者さんです。福祉施設への定期巡回 なども数多く手がけておられるとのこと。

　 5月11日(火)、今年度のふれあい会正副会長選 挙が行われました。今回で4回目となる選挙には、 毎年立候補される方、今年が初挑戦の方、と総勢5 名の候補者が出揃いましたが、昨年度の10名と比 べますと｢少数激戦｣の様相に。 

　昨今の感染状況下では、恐縮ながら御家族の学園入館も御遠慮いただかざるを得な

い状況ですが、例外的に、学園にてお仕事をしてくださっている方々が若干名おられ

ます。それは、嘱託医の先生等の外部医療関係者、そして、訪問美容師さんです。

  学園での日課には大きく分けて2種類あります。

 ①利用者さんが支援職員とともに取り組む、各種の作業等【通常日課】

 ②外部講師等の専門知識･技術をベースとした各種講習等【現在、中止中】

 このうち、通常日課については、ソーシャルディスタンスや換気･保湿等の実施環境 を適宜見直しながら、継続中。問題は、外部講師等による各種講習等…｡職員には外部 講師がお持ちの専門知識等はないものの、なんとか、工夫したい気持ちは一杯です。

今回はその第1弾、｢ジムの日｣トライアルを御報告します。

 ｢日課｣は､日々の生活に多様性や彩りをもたらすもの｡利用者さんの嗜好や特性も踏まえ、私たちは、各種日課の維持･発展や新規日課の開発に努めています。

一方､コロナ禍では､一時的な中止や､やり方そのものの見直しが必要な日課もありました。

10月､エアロビと音楽が若干やり方を変えて復活し､概ね元のメニューが整いつつあります｡