活動の様子
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2023年11月25日(土)

[勉学の秋!] 愛の森学園OBを講師に迎え、今年度2回目の自閉症研修会 ~ 10月26日(木)

自閉症の方への理解と支援スキルを高め、適切な処遇を行うことを目的に、今年度第2回目の研修会を開催しました。講師には、元愛の森学園支援員であり、現在は自閉症専門の通所事業所である(福)風の谷・第二やまびこ工房の管理者をされている畑山伸也氏をお招きし、学園の利用者さんから2名の方をピックアップしたうえで、ケースカンファレンスを行いました。

 自閉症に限らず、支援の実践に際しては、先ず、その利用者さん一人一人の「強み」(ストレングスモデル)を的確に把握(アセスメント)し、個々の特性にマッチングした支援を行うことが重要とされています。「読む・書く・見る・聞く」という能力は、個々の利用者さんに応じて得意・不得意はありますが、ご本人にとって一番伝わりやすい方法を選択し、端的で分かりやすく、生活の見通しが立つような支援を実施することで、不安や不穏を和らげるのが目的です。

 特に、自閉症の方の生活の組立てに際しては、何をおいても「始まり」と「終わり」を明示化することを通じ、日課の切替えなどがスムーズに運ぶようにすること(構造化)が重要であることなど、今回の研修会では、実践的な支援方法を改めて学ぶことができました。

 自閉症或いは自閉的傾向を有する利用者さんが学園全体の半数以上を占めているなか、一人一人にマッチングした支援の実践が図っていけるよう、今後も研鑽を重ねます。             [遠藤 岳洋]

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2023/11/25 12:00 | その他

2023年11月14日(火)

[勉学の秋!] 東海大学医学部生さんの実習 : 10月2日(月)~

学園は、一年を通じて色々な学校から実習生を受け入れます。福祉系、教育系、そして今回は医学部の学生さんがお二人、いらっしゃいました。

 愛の森学園のような福祉施設は初めてのご経験とのこと。

 「障害」という言葉のイメージが先行し、「できない」ことが多いと勝手に想像していたが、利用者さんそれぞれが、できることはご自分でされ、職員は支援に徹する、という日常生活の様子が特に新鮮だったようです。

 タイミングよく嘱託医の先生の来園とも重なり、診察の様子を見学したり、看護職員による服薬管理や医務室の仕事の説明など、福祉施設での医療の実態を一通り見聞きしていただきました。今回、利用者さんたちと接した経験は非常に貴重であったこと、そして、患者さんとしていらしたときは丁寧に対応するよう心掛けたい、と言ってくださったのがとても印象的でした。

どんな患者さんにも優しくて真剣な、よいお医者さんになってください![國分 隆之]

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2023/11/14 16:36 | その他

2023年10月28日(土)

各寮の居間のクロス貼替え工事を実施しました ~ 9月中下旬

 昭和63年に開所した入所施設・愛の森学園も、竣工から早36年余り。最近では、毎年どこかしらメンテナンスが必要となってきています。冷暖房や洗濯・厨房設備といった設備関係は故障すると待ったなし、という事情もあり、内装工事はここ10年近く行っていなかったことから、今回、久しぶりに、男性寮、女性寮の共用空間(居間など)のクロスの貼替え工事を行いました。

 汚れがかなり目立っているところ、汚れどころかちょっと陥没しているところなど、色々ありましたが、とりあえず、少し明るい色にメンテナンスできました。来年度は、利用者さんのお部屋の壁も貼り替えられないかな、と思っています。

 そして…。補修やメンテナンスも重要ですが、そろそろ、全面改築に向けての検討を開始しなければならない時期かな、と密かに?思う、担当でした…。        [武藤 祐生]

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2023/10/28 11:47 | その他

2023年09月23日(土)

小田原短期大学から実習生さんがいらっしゃいました! ~ 8月7日(月)から2週間

~ 8月の暑いなかでの2週間、今年度1組目の実習生として、小田原短期大学の学生さんが2名、来園されました。誘導や傾聴に始まり歯磨き等に至るまで、一通りの支援の現場を経験していただきました。以下、実習終了時のインタビュー!

 

Q まずは施設の印象やざっくばらんな感想などを?

A 障害をお持ちの方々の日々の生活についてのイメージが全くなかったので、最初は非常に戸惑いましたが、いざ実習に入ってみると、ごく普通の生活を送られているということが改めての発見でした。

  (施設は古いけど(笑))想像よりも居心地の良い空

 間でした。利用者さんは、それぞれご自分で出来ること、興味のあることをやっていらっしゃっており、柔らかく落ち着いた様子を感じました。

 

Q 障害者施設での実習は初めてとのことでしたが、体験してみてイメージが変わったことがあれば?

A 通所棟へ入った際、自分の子供との違いに思いが重なって、驚くことや色々と思うところがありました。ただ、皆さん、それぞれのペースで過ごされていることが2週間の実習で理解出来たのが大きな成果です(この実習生さんは子育て経験がある方です)。

  実習のなかで、「見守る」べき場面なのか、こちらが手を差し伸べて「お手伝い」をすべき場面なのか、という基準というか、支援技術の在り方の難しさを、実感しました。

 

Q 実習を通して新しい発見などはありましたか?

A 自閉症について学校では学びましたが、実際には人それぞれ様々な特徴や特性があることがわかりました。新しい発見だらけでした。難しいお仕事ですが、働いてみたいと思いました。 [橋本 恵子]

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2023/09/23 14:25 | その他

2023年09月20日(水)

虐待の防止や身体拘束適正化のための研修を実施しました ~ 7月27日(木)

~ 今期より外部理事をお願いしている畑武子先生は、地元森の里ご在住で、高齢者施設の施設長のご経験等もある、この道に造詣の深い方です。今年度から、公認心理師、社会福祉士としての知見を踏まえた学園内研修の講師をお願いすることとしました。

 (1) 研修では、都道府県・市区町村における虐待の現状や対応状況、そして悲しいことですが障害者支援施設の職員による虐待事例など、多岐にわたる資料でご説明いただきました。

(2) また、当事者が意識するか否かにかかわらず虐待と捉えられかねない事案や、虐待に繋がりかねない事案のご紹介などもあり、今回の研修を経て、自らの支援姿勢を振り返る良い機会になったと思います。

(3) 職員各々が今後の支援の在り方に繋げていければ、と改めて感じいった次第です。                                                                                         [宇野 涼香]

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2023/09/20 14:02 | その他

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