※現在、HP内容の抜本的充実に向けての経過期間中であり、過去の記事とリアルタイムの記事が混在して掲載されていますがご了承ください。なお、ホームページ活性化にむけて をあわせてご参照ください。
新型コロナウィルス感染対策の愛の森学園での基本的な考え方は、大きく以下の3つです。
①ウィルスを持ち込まないという「水際対策」の引き続きの徹底
②「仮に持ち込まれた場合にも極力広げない」ための対応の工夫
③基本中の基本ですが、一部に徹底できていない「手洗い・消毒」の再徹底
「感染防御」と「利用者生活の質の確保」を両立すること、「新型コロナ」を理由とした「思考停止による自粛」は利用者さんの処遇へのマイナス効果しかないことを肝に銘じ、「自粛でなく工夫!」を徹底します。
例えば、「感染が怖いので、利用者さんの外出を基本的に抑制する」ではなく、「不特定多数との接触回避の工夫等、「外出ガイドライン」を踏まえた対応を行うことにより、利用者さんの外出機会を極力従来どおり確保する」という考え方です。
また、主な新規対応策として、最近の「家庭内感染」という傾向も踏まえ、可能な入所利用者さんについては、日中活動時等におけるマスク着用を再開しています。
さらに、出勤時の手洗い等ができていない職員が多いとの指摘を踏まえ、再度の強い注意喚起を行いました。
新たに職員に携帯用スプレーボトルを配付し、職場での「1ケア1消毒」の徹底や家庭内感染防止の一環としての自宅での活用勧奨をしています。
グループホームにおいても、学園同様に専用の消毒確認表を作成し、現場でのチェックを徹底しています。電話機・パソコン等の共用機器には、消毒推奨ステッカーを貼り、使用の都度、消毒するよう励行しています。
特に、直接の人的接触が行われる場面等に着目した主な新規対応策として、
①一度に入浴する利用者&支援職員の人数の目安を少し減らしています。
②服薬・歯磨き等に際し洗面所が「密」とならないよう、タイミングを工夫しました。
③「ここゆめ」「なかなおり」での作業(活動)時における対面回避、食事どきの三密回避、パーソナルスペースの活用、散策の引き続きの積極的実施など、日中活動時の対応を総点検しています。
④ グループホームで最も「密」になりやすい食事どきに関し、対面回避、透明パーテーションの設置等、食事どきの団らんを一律に抑制することなく、感染防御する工夫を行っています。
その他、季節性インフルやノロウィルスのシーズンを迎えるに当たり、これまで以上に感染防御策に気を引き締めてまいります。プライベートなことではありますが、障害者支援施設の従事者として、大人数での会食を避ける等、新しい生活様式を踏まえた適切な行動を採るよう、改めて職員に徹底しています。