活動の様子
2024年08月29日(木)

[摂食‣嚥下勉強会] 美味しく、安全にお口から食べていただくために ~ 7月27日(土)

高齢化等に伴い摂食‣嚥下に課題を有する利用者さんが徐々に増えるなか、学園では、令和3年4月より、聖路加国際病院の濱中眞由ST(言語聴覚士)に、実地指導をお願いしています。

 その一環としての研修会は、昨年に引き続き今年で2回目。新人職員も増えたことから「摂食‣嚥下機能とは」といった基礎に始まり、食事姿勢‣介助方法‣食事形態といった実践的知識、そして障害をお持ちの方の摂食嚥下障害の特徴などを学ぶとともに、学園利用者さんの事例を複数とりあげてのケースカンファレンスもしていただきました。

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2024/08/29 15:26 | 職員研修

2024年07月26日(金)

[W勉強会!] 家族会、職員、各々の立場で成年後見制度を学ぶ! ~ 6月15日(土)‣27日(木)

 行政によるサービス決定(措置制度)ではなく、利用者さんによる意思決定と契約を基本として制度が組み立てられている現行の障害者総合支援制度では、利用者さんの意思決定をサポートするご家族が高齢化するなか、将来を見据え、どのように利用者さんの日常の見守りや各種契約などをサポートするか(身上監護)、そして財産管理をしていくか、は大きな課題です。

 今般、入所利用者さんの家族会より、学園との共催で勉強会の開催を、とのご提案をいただき、過去に学園利用者さんの成年後見人もされ、社会福祉士等の各種関連資格もお持ちの当法人畑武子理事を講師にお招きし、家族会対象、職員対象、の講義を行っていただきました。

 制度の基本から、畑理事が実際に取り組まれた事例の解説まで、複雑な制度をわかりやすくご説明いただいた90分、各勉強会とも、普段より多くの出席者によりたくさんの質問も出て、関心の高さをうかがわせました。

 近隣施設より利用者さんの平均年齢が若干低めの我が学園ですが、今後、成年後見制度のニーズは増えていくものと見込まれます。ご家族、職員、それぞれの立場で制度を正しく理解し、利用者さんの生活が安心‣安定したものとして継続できるよう、法人としても関連する取組みを継続して参ります。[遠藤 岳洋 國分隆之]

2024/07/26 13:51 | 職員研修

2024年05月24日(金)

[研修!] 今年度も第1回目の園内研修を実施しました ~ 4月25日(土)

近年、愛の森学園では利用者さんの状態像や支援ニーズに基づいたテーマを設定し施設内研修会を、原則として毎月実施しています。

 今年度もその第1回目としてテーマを「自閉症」と定め、元愛の森職員畑山伸也氏(現※やまびこ工房管理者)を講師としてお招きし、自閉症をお持ちの入所女性利用者3名について、課題などの整理を行いました。

※やまびこ工房:(福)風の谷が相模原市で運営を実施する自閉症専門の通所生活介護事業所及びグループホーム

 恒例の夕方からの研修会ではありましたが、新任職員を含む多くの支援職員が参加され関心の高さが伺えます。講師が一方的に講義をすすめるのではなく、現場での現在の取組みや職員の意見などを聞きつつ、解決にむけたヒントをみんなで探っていくカンファレンスは、職員にとっても好評です。今回もそれぞれのケースにお

いて、支援におけるいくつかのヒントを得ることができました。

 自閉症のお持ちの利用者さんにとって、過ごしやすい学園生活になるよう、今回の研修会で得たヒントに基づいて適切な支援を実施してまいります。    [遠藤 岳洋]

2024/05/24 10:16 | 職員研修