活動の様子
2022年10月31日(月)

利用者さんの状態(加齢化)に伴う刻み食の試み

(1) 入所部門の利用者さんの平均年齢は、
① 昭和63年度の開所当時は、平均約21歳だったのが、
② 今年9月現在では平均約48歳、最年長の方は63歳となっており、利用者さんによっては加齢に伴う身体変化も見受けられるようになってきているのが実情です。
(2) このようななか学園では、通常の支援のほか、身体的、精神的、医学的、各種の観点でのケアができるよう、この間様々な取組みをしてまいりました。
特に利用者さんの日常における大きな楽しみの1つである「お食事」については、「摂食・嚥下ケアマネジメント」の観点から、外部の医療専門職種の方々も含めたチームにより、加齢に伴うお食事中のむせ込み、咀嚼力低下、誤嚥などの状況に対し、「自分のお力で口から食べる」ことのできる期間を極力長くしていくことを目指しています。
(3) 現在、入所利用者さん40名中、職員同様のいわゆる「常食」でご提供している方は17名。そのほかの23名の利用者さんには、特に硬いものや嚥下しにくいものなどは、食べやすい大きさに刻んだり、ミキサーで手を加えたりするなど、それぞれの利用者さんの状態にあったご提供を心掛けています。
(4) 最近の試みとしては、厨房スタッフからの提案で、どのスタッフが調理しても概ね同じ大きさに刻めるよう、対象となる利用者さんの状況ごとに、図と写真入りの表を作成してみました。このような日々の工夫もあわせ、栄養士、厨房職員、支援職員が一丸となって「美味しい・楽しい・安全な」お食事を利用者さんに継続的に提供していければ、というのがスタッフ一同の願いです。 (武藤 祐生)

2022/10/31 02:54 | お知らせ