愛の森コラム
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2020年12月17日(木)

「勝負の3週間」は、「我慢の3週間」?

 

 

 間もなく冬至。すっかり日が短くなりました…。

 政府のいう感染対策「勝負の3週間」がまもなく経過いたしますが、感染者数は一向に減りません。

 

 冬に向けて、「換気の推進」と「湿度の保持」という、季節に応じた追加の感染防御策が求められるなか、市内の同業施設で、入所利用者さんに感染事例が発生したとの一報がありました。

 かなり徹底した感染防御策を行っている施設と伺っておりましたので、我々もショックでしたが、この事実を重く受け止め、当法人でも、改めて、感染防御策の徹底を、役職員一同に注意喚起したところです。

 利用者さんが感染する、ということは、職員、訪問者、家族(帰省時)、通院時、等々、何らかの形で利用者さん以外の者が関与して、ということになります。引き続き、我々役職員も気を引き締めていかないといけないと感じるとともに、ご家族にも感染防御策のおさらいや徹底をお願いしたりしている、そんな「第3波」の今日この頃です。

 

 こんな状況ですので、6月に、例年より1月遅れでスタートし、第5陣まで、その都度対策を練りながら続けてまいりました利用者さんとご家族の日帰り旅行も、12月3日(木)に予定しておりました第6陣については、延期とさせていただきました。

 また、今週末に予定しております「クリスマス会」も、ご家族や身元引受人等の皆様のご招待は、残念ながら、控えさせていただくことにいたしました。

 法人のモットーは「自粛でなく工夫!」ではありますが、現下の状況下では、いくらやり方を工夫しても安心とはいえず、こういうときは、ぐっと頭を低くしてやりすごすしかないな、と感じている次第です。

 

 年末年始は、「Go To トラベル」も中止とのこと。

 『「換気の徹底」と、「湿度の保持」をしつつ、学園またはご家庭での「寝正月」』が健康に一番いいのかな(笑)、と思いつつの年の瀬です。

 何につけても、健康にご留意ください!

 

業務執行理事 國分 隆之

2020/12/17 16:48 | 広報委員会

2020年12月01日(火)

職員・保護者懇談会に陪席してみました!

 早いものでもう師走。ご縁あって当法人の役員を仰せつかって丁度1年。まだまだ経験したことのない行事・イベント等々が結構あり、そういった日は、学園に向かう足も弾みます。

 去る11月21日(土)、「職員・保護者懇談会」が開催されました。学園幹部からの状況報告や各種連絡等のための「保護者説明会」はほぼ毎月開催されますが、より現場に近い主任クラスの職員が主宰する「職員・保護者懇談会」は、「入所男性」、「入所女性」、「通所日中生活支援」、「グループホーム」の各利用者の保護者様から、グループごとに膝詰めでお話を伺う貴重な機会。

 役員や幹部職員が入ると主任クラスがやりにくいから同席は控えて…、との担当課長の制止は半分聞こえないふりをして2グループほど、はしごさせていただきました。

 どのグループでもコロナ禍での学園生活にはじまり、日課のこと、利用者さんの健康管理のこと、等々について、情報交換や意見交換がなされていたようですが、陪席したあるグループでは、利用者さんが帰省時に持ち帰られる「連絡帳」の話題をきっかけに、学園からご家族等への情報提供の在り方などで様々なやりとりがなされておりました。

 私どもを気遣って下さってか「便りのないのは良い知らせ。健康なときは簡単でいい」と仰る方もおられる一方、息子さん・娘さんの「日常生活の様子をもっと知らせてほしい」、「連絡帳にはもう少し丁寧に色々情報を記してほしい」、といったご要望も、多く寄せられました。

 重要なのは、ご家族ごとに、知りたい情報もご要望も異なる、ということ。

 当たり前のことですが、個別事情、個別ニーズ、個別のご要望、を承ることの重要性や、総てが直ちにできなくとも、それについて考え、検討していくひたむきさ、ということが我々に求められていることを、改めて実感しました。

 もちろん、伺ったお話はご要望関係ばかりではなく、感染防御策に関するご助言や、情報伝達手段の多様化に関するご提案、入浴介助時のマスク装着(ちょっと息苦しいときがあるようです)へのお気遣い、など多岐にわたっておりました。

 宿題もいくつか頂戴いたしましたが、とても充実したひとときに感謝し、できることから取り組んでいこうと思った次第です。

 

業務執行理事 國分 隆之

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2020/12/01 16:56 | 広報委員会

2020年11月17日(火)

瓢箪から駒、あるいは、怪我の功名、それとも、天の恵み?

 お天気というのは本当に気まぐれなもので、この日だけは降らないでね、という日のみ、雨が降 ったりします。もちろん、お天道様も、我々それぞれの事情すべてを考慮することなんてできな い、ということは十分わかっておりますが…(笑)。

 去る10月17日(土)は、学園恒例の秋の行事「第31回森のカーニバル」の予定でしたが、コロナ禍 での企画として、密を避けるべく、屋外開催を予定し、お客様もご家族様に限定しての、いわば、 「コロナ対応バージョン」で準備していたところ、あえなく、雨で中止となりました。

本HP「活動の様子」10月19日(月)付のブログ記事でもご紹介したとおり、利用者さんも、コロナ禍と いう「非常時」の雰囲気を敏感に感じとり、例年ほどの期待感は表に出しておられませんでしたが、 それでも、徐々にそこはかとない期待をもっていただいていたご様子でしたので、ご家族のご参加はご遠慮いただかざるを得ないなかではありましたが、急遽、屋内で、いくつかの代替イベント をやってみました。利用者さんの期待に応えられるかな、楽しんでもらえるかな、と、ちょっとどきどきしつつ…。

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2020/11/17 15:39 | 広報委員会

2020年10月19日(月)

日々の生活のなかでのPDCA

※現在、HP内容の抜本的充実に向けての経過期間中であり、過去の記事とリアルタイムの記事が混在して掲載されていますがご了承ください。なお、ホームページ活性化にむけて をあわせてご参照ください。

 

 すっかり涼しいどころか、ちょっと肌寒い日もある今日この頃、皆様いかがお過ごしでいらっしゃいますか?

さすがに最近では、新聞の一面に関連記事がない日もありますが、その一方で、新型コロナ対応もすっかり生活の一部となってしまい、日々の生活ぶりがこれほどまでに変容するものかと改めて感じている今日この頃です。

  福祉の世界でどの程度浸透しているかはよくわかりませんが、製造やサービスにおける品質管の手法の1つとして、「PDCA」というものがあるのはご存じの方も多いと思います。                                                             

『Plan(計画)⇒Do(実行)⇒Check(評価)⇒Act(改善)の4段階』を繰り返すことによって、業務を継続的に改善することと一般的には説明されています。

 学園でも、最近、よく、幹部会議などにおいて、「PDCAをきちんと回して」などと言うことがありますが、実際にはなかなか簡単なことではありません。学園では、去る9月初旬にも今年度何度目かの感染防御策一斉点検を実施いたしましたが、新型コロナ対策をこの半年以上に渡ってやってみて思うのは、知らず知らずのうち、この分野では、いわゆるPDCAを実行しているかなということです。

 感染症の特徴がよくわからない時期、緊急事態宣言の時期、解除後の初期、そして、徐々に市中感染は減りつつあるものの長期対応を求められる時期等。

世間では『「感染防御」と「経済のバランス」』などということが言われますが、学園では、『「感染防御」と「利用者さんの自由闊達な日常生活」の両立』が課題です。外部状況である新型コロナの状況に応じ、やるべきこと、注意すべきことを明確に認識し、弾力的な対策を一応、それなりに講じてこられたのではないかと思っています。

 長期化対応が求められるなか、思考停止に陥らず、状況を見極めた対策や対応を機動的に講じていくということを常に肝に銘じたいと思います。

                                                                業務執行理事 國分 隆之

2020/10/19 13:26 | 未分類

2020年10月05日(月)

「暑さコロナも彼岸まで!」とはいきませんが・・・

 「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、この上ない猛暑であった今年も、ようやく、涼しくなってまいりました。まだまだ台風や大雨が心配ではありますが、まずは、ほっと一息、と思いつつも、「コロナ」の方は彼岸までとはいかないようです。

 

 私事ですが、先日、今年はレアなプロ野球の切符がたまたま当たったので、1年ぶりに球場に足を運びました。入場に際しての検温は勿論ですが、入場者全員のIDの登録、1つ置きの座席、トイレにおける動線の規制等々に至るまで、非常にきめ細かい、というか、ある意味では失礼ながらちょっと鬱陶しいまでの徹底ぶりでした。

 

 お金をとってお客さんを受け入れる、ということに際しての厳しい姿勢に改めて感じ入るとともに、我々も、十分やっているようでも、逐次の見直し、そして、他業界も含めた様々な取組みへの学びの姿勢など、得るものが多いなと思いつつ、野球観戦と冷たいビールのひとときを楽しませていただきました。

 

 久々のリフレッシュを踏まえ、毎度のことでありますが、愛の森では、「感染防御と利用者さんの生活の質の両立」、「自粛ではなく工夫!」を徹底する所存です。

 

業務執行理事 國分 隆之

2020/10/05 14:05 | 未分類

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