社会福祉法人 愛の森学園

(福)愛の森は小さな事業所ですが、それでも、公用車は８台あります。通所利用の皆さんの送迎や利用者さん全員の日課や外出・通院などのために、軽自動車から大人数で乗れるマイクロバスまで、いろいろな車種を揃えています。

　車両の確保には、以前までは、各種の民間補助やご寄附などによるものが多かったのですが、近年は民間補助やご寄附が縮小する一方で福祉関係の事業所が増加していることもあり、自前での購入やリースなども活用しつつ、利用者さんの日々の生活にご不便がないように整備しているところです。

　この度､学園としては久しぶりとなりますが、老朽化に伴い､公用車１台をリースにて入れ替えることとなり､安全運転は､勿論職員の責任で行うべきものでありますが､折角の機会ということもあり､神社でお祓いをしてもらいました｡

　末永く、利用者さんや職員を安全に運搬してもらえるような、願いを込めて。　

　[武藤 祐生]

８月の日誌をご報告します。

愛の森学園の献立（９月１日～９月７日）を掲載致します。

高齢化等に伴い摂食‣嚥下に課題を有する利用者さんが徐々に増えるなか､学園では､令和３年４月より､聖路加国際病院の濱中眞由ST(言語聴覚士)に､実地指導をお願いしています。

 その一環としての研修会は、昨年に引き続き今年で2回目。新人職員も増えたことから｢摂食‣嚥下機能とは｣といった基礎に始まり、食事姿勢‣介助方法‣食事形態といった実践的知識、そして障害をお持ちの方の摂食嚥下障害の特徴などを学ぶとともに、学園利用者さんの事例を複数とりあげてのケースカンファレンスもしていただきました。

価格高騰が続くなか､一昨年は｢うな牛｣､昨年はなんとか｢鰻丼｣、と綱渡りが続く土用の丑の日の｢厨房企画｣。悩んでいても仕方がないので、今年は｢ご飯が見えない大きさ｣の鰻丼に！

 鰻が大好きで､朝から｢うなぎ､うなぎ｣と楽しみにされている利用者さん。｢今日は鰻ですよ｣との職員の声掛けに､満面の笑みを返して下さる利用者さん｡鰻本体は早々に食べ終え､たれのかかったご飯を美味しそうに召し上がる利用者さん。翌日の日課で、前日の鰻を思い出しながらイラストを描いて下さった利用者さん。

 美味しいものは、人を、笑顔に！ 幸せに！ これからも力を合わせて美味しいものをご提供しようと思った｢厨房チーム｣でした。　　　　　 [武藤 祐生]