社会福祉法人 愛の森学園

愛の森学園の園庭の奥の一角で、さりげなく運営されている｢ひみつけっしゃ あいのもりのうえん｣。｢もちのき｣のネタに困って頻回に記事が出ていたころもありましたが、ここのところ一寸ご無沙汰でしたので、久々に健在ぶりをご報告します。

　10月は毎年恒例のサツマイモ掘りと、さくらの家福祉農園さんとの協働作業による秋花の植栽を行いました。７日(月)のサツマイモ掘りでは、激しい猛暑がサツマイモに好影響を与えたのか、色も濃く、実の大きなものが収獲できました。大きいお芋を前に、利用者さんは慣れた｢カメラ目線｣で「ハイチーズ！」。１か月ほど熟成させ、焼き芋‣スイートポテトなどにして、利用者さんのおやつに振る舞われる予定です。

　10日(木)は秋の花の植栽を行いました。ケイトウ､ガーベラなどの鮮やかな花々で花壇を埋め、翌週実施の｢森のカーニバル｣のステージを綺麗に彩ることができました｡                      [のうえん部長]

10月の日誌を報告します。

愛の森学園の献立（11月3日～11月9日）を掲載いたします

学園内研修において最近特に力を入れている分野の一つが自閉症。昨年に引き続き、厚木ASD支援センターの坂口泰史氏をお招きし、自閉症e-サービスのアセスメントキットを用いたアセスメントや評価の方法等について学びました。

　今回の研修の特徴は、実際に入所の利用者さん２名のご参加のもと、講師によるアセスメントキットを用いての実演をリアルに学んだことです。講師の坂口氏がキットを用いて利用者さんをアセスメントしている様子を拝見し､また､録画した映像によりその場で振り返ることにより､それぞれの利用者さんが、ものごとをどのような観点(※)でどのように程度理解され

ているのか､このキットを通じて比較的容易に把握することができることを学びました。

 ※例えば、『絵に描いた｢帽子｣』と、『｢ぼうし｣という文字』、そして、『言葉で発した｢ボウシ｣』がその利用者さんにとってすべて紐づいているか、あるいは、その一部は連動しているか、などを評価することにより、その利用者さんのストレングスの把握や特性に応じたコミュニケーション方法を探ることに役立ちます。

愛の森学園の献立（10月27日~11月2日）を掲載致します。