活動の様子
2023年11月21日(火)

[お祭りの秋!] 愛の森学園 秋の恒例「森のカーニバル」は、100名余りのお客様と盛り上がりました! ~ 10月21日

 大々的ではないですが、外部のお客様もお招きしての「森のカーニバル」は、4年ぶり。

 一瞬小雨が降ったものの、概ね晴天にも恵まれ、大いに盛り上がりました。

 昨年から、午後の実施となった「森のカーニバル」。

 ふれあい会(入所者自治会)会長と、理事長らしき人物(パンプキンマン)による開会ご挨拶に続いて、まずは、外部の演者さんによるステージアトラクションから!

 バンドが2組様、落語協会様からの特別出演1名様、という構成は昨年同様ですが、今年のバンドは2組とも、職員関係者! 職員と家族のバンド1組と、ご家族による1組、が、それぞれ、利用者さんもよくご存じの曲を沢山披露してくださいました。サックス・クラリネットができる職員がいたことは、ちょっと新鮮な発見でした!

 そして、ステージアトラクションの「トリ」は、「紙切り」の林家楽一師匠のご登場です!

 「紙切り」芸は、リクエストのあった人・モノなどを、その場で1枚の紙から鋏で切りだすという、凡人には想像すらできない超頭脳的な芸です。日本に10人ほどしかおられない希少な芸人さんとのことであり、寄席のほか、学校や福祉施設なども多く回られているとのこと。

 まずは「名刺代わり」とばかりにさらさらっと「お馬さん」と「お相撲さん」。その後はリクエストに応えて、「イルカ」、「うさぎ」、「タカラヅカ(歌劇)」、「ミッキーマウス」、「堀ちえみさん」、「救急車」と、なんでもござれ! 白い紙なのに師匠には切るべき線が見えているのでしょうか?、というくらい見事な鋏の滑り具合です。

 特に面白かったのは…。手を挙げたもののリクエストを考えていなかった?(度忘れしてしまった?)某利用者さん、「なんでもいい!」と仰ったら、ご自身の横顔を切ってもらえました。

 さらに…。余り馴染みのない?「お題」に遭遇しても、一瞬「う~ん」と首を傾けた後は、「実はそれ、一番得意なんですぅ~」などと仰りつつ、見事に作品を切り出すお姿に、皆さん、ただただ感心・感動し、拍手喝采。最後に、皆さんおなじみの「あいのもり ふくろう」君を切っていただき、大盛り上がりの「紙切り」は終了しました。             [國分 隆之]

 ステージアトラクションの後は、恒例のお楽しみ抽選会を行い、第1部たる「森のカーニバル」は終了しました。ステージの周りでは、保護者会様、取引先様、OBやご家族有志様等による模擬店やフリーマーケットなどもたくさん出店し、祭りの盛り上がりに一役買ってくださいました。関係者の皆様、ありがとうございました。

「森のカーニバル」終了後は、利用者さんのお風呂の時間。お残りになられた保護者の方には幹部職員との懇談会にお付き合いいただき、日没を待ち、満を持して、愛の森学園「大花火大会」! 今年も湘南花火様をお招きし、少ない予算にもかかわらず、勇壮で迫力のある花火を、園庭で上げていただきました。

 ポストコロナとして、お客様も招いての久しぶりの大イベントとなった今回、事故もなく楽しく終了し、企画責任者のケロッピー(理事長命令で企画責任者は今後、着ぐるみを着ることとなりました)としては、まずはほっと一息です。

[佐藤 由(ケロッピー) / 大川 矩子]

2023/11/21 19:08 | 行事