学園は、一年を通じて色々な学校から実習生を受け入れます。福祉系、教育系、そして今回は医学部の学生さんがお二人、いらっしゃいました。
愛の森学園のような福祉施設は初めてのご経験とのこと。
「障害」という言葉のイメージが先行し、「できない」ことが多いと勝手に想像していたが、利用者さんそれぞれが、できることはご自分でされ、職員は支援に徹する、という日常生活の様子が特に新鮮だったようです。
タイミングよく嘱託医の先生の来園とも重なり、診察の様子を見学したり、看護職員による服薬管理や医務室の仕事の説明など、福祉施設での医療の実態を一通り見聞きしていただきました。今回、利用者さんたちと接した経験は非常に貴重であったこと、そして、患者さんとしていらしたときは丁寧に対応するよう心掛けたい、と言ってくださったのがとても印象的でした。
どんな患者さんにも優しくて真剣な、よいお医者さんになってください![國分 隆之]