~ 8月の暑いなかでの2週間、今年度1組目の実習生として、小田原短期大学の学生さんが2名、来園されました。誘導や傾聴に始まり歯磨き等に至るまで、一通りの支援の現場を経験していただきました。以下、実習終了時のインタビュー!
Q まずは施設の印象やざっくばらんな感想などを?
A 障害をお持ちの方々の日々の生活についてのイメージが全くなかったので、最初は非常に戸惑いましたが、いざ実習に入ってみると、ごく普通の生活を送られているということが改めての発見でした。
(施設は古いけど(笑))想像よりも居心地の良い空
間でした。利用者さんは、それぞれご自分で出来ること、興味のあることをやっていらっしゃっており、柔らかく落ち着いた様子を感じました。
Q 障害者施設での実習は初めてとのことでしたが、体験してみてイメージが変わったことがあれば?
A 通所棟へ入った際、自分の子供との違いに思いが重なって、驚くことや色々と思うところがありました。ただ、皆さん、それぞれのペースで過ごされていることが2週間の実習で理解出来たのが大きな成果です(この実習生さんは子育て経験がある方です)。
実習のなかで、「見守る」べき場面なのか、こちらが手を差し伸べて「お手伝い」をすべき場面なのか、という基準というか、支援技術の在り方の難しさを、実感しました。
Q 実習を通して新しい発見などはありましたか?
A 自閉症について学校では学びましたが、実際には人それぞれ様々な特徴や特性があることがわかりました。新しい発見だらけでした。難しいお仕事ですが、働いてみたいと思いました。 [橋本 恵子]