愛の森コラム
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2022年06月16日(木)

施設長就任のご挨拶

令和4年4月1日(金)

 

 この度、令和4年4月1日より愛の森学園の施設長を拝命することになりました。私はまだ20歳であった平成9年4月より愛の森学園の支援職員(当時は指導員)として入職し、早25年の年月が経過致しました。この間、様々な時代の流れや変化の中で、利用者さんと、苦楽をともに過ごしてきた時間でもありました。

 

 これからの愛の森学園は利用者さんの加齢化や障害形態の多様化など、さまざまな課題やニーズに向けて具体的な取組みを実践していかなければなりません。そのような中、私のような若輩者が施設長の任を預かるということに対し、大きな緊張と責任を感じているところでありますが、社会福祉法人愛の森の利用者の皆様、身元引受人の皆様、その他関係する皆様方のご協力を頂きながら、よりよい施設運営に努めてまいりたいと存じます。

 

 引き続きよろしくお願い致します。

 

理事・施設長 遠 藤 岳 洋

2022/06/16 17:57 | 施設長のコラム

2022年06月15日(水)

新年度を迎えるに当たりまして

令和4年4月1日(金)

 

 ようやく、全国的、超久しぶりに、緊急事態宣言でもまん延防止等重点措置でもない、という状況が到来しましたが、とはいえ、特に新規感染者数が減っているわけではないなか、最近コロナ禍に関する報道が気持ち少なくなり、それに代わって専らニュースのメインはウクライナ紛争。現地の状況を見るにつけ、心が痛みます。内外情勢がこれほど不透明ななかで迎える新年度、というのも久しぶりなのではないでしょうか。

 翻って(福)愛の森の現状を外観いたしますと、施設の老朽化、グループホームの建替え、引き続く職員不足、等々、課題は山積しています。

 このようななか、今般、佐藤理事・施設長が勇退され、学園生え抜きの遠藤地域支援課長が新施設長となりました。課題山積のなかですが、利用者さんの生活の質の維持向上、そして、ご家族等との連携の確保を基本に、中長期的な課題、日々の課題、さまざまあるなかで、1つずつ、着実にこなしていっていければ、と考えます。今年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

業務執行理事 國 分 隆 之

2022/06/15 18:00 | 広報委員会

2022年03月31日(木)

辞任のご挨拶

令和4年3月31日

 

 この度3月末日を以って施設長を辞任いたすこととなりました。

 前任の星野茂さんが亡くなって3年8ヶ月の歳月が流れました。

星野さんが急死され後任のご指名を受けて、星野施設長の18年の長きにわたり培ってきた福祉に対する思いを如何に護り、発展されていくかを大事にして

これまでやってきました。

  『常に利用者を主役に考えること』

  『利用者の人権擁護に徹すること』

  『保護者・後見人との信頼関係を大事にすること』

  『地域との関係を大切にすること』

  『職員相互の関係を大切にすること』

  『福祉の仕事に携わる者の使命感を日々忘れぬこと』

 他にもまだ大切なことがあったかと思いますが、上記を念頭に置いて今日ま

でやってまいりました。

 これを愛の森学園の伝統、基本として、これからも大切にし、次世代の職員が

引き継いでいっていただくと共に、これを昇華していただくことを願っております。

 この2月3月は新型コロナウィルスのクラスターが愛の森学園にも発生して、

大変な状況になりましたが、職員一丸となって対応し、重症者を出すこともなく

乗り切ることが出来ました。職員皆様にはそのご尽力に感謝いたします。

 未だコロナ禍が終息しない中の大変な時期に辞めるのは、大変心苦しいので

すが世代交代して、新たな愛の森学園を目指し飛躍して欲しいと願っております。

 愛の森の土を踏んで18年、長いようで短い時間でありましたが、大変お世話

になりました。ありがとうございました。

 利用者・職員・保護者・法人の他関係者も皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。

佐藤 忠紘

2022/03/31 17:17 | 施設長のコラム

2022年02月05日(土)

私はロボットではありません☑

この記事は、2月1日にご家族等関係者あてにお送りしたレターからの抜粋です。

別報のとおり学園にて2月3日に発生した新型コロナウイルス感染症の発生以前の記事ですが、そのままの形で掲載します。

 

令和4年2月1日(火)

 

 ネットで調べものをしていたときだったか、「私はロボットではありません」という表示とチェックボックス□が出てきてびっくりしたことがあります。悪意のあるプログラムからHP(ホームページ)等を守るためのようですが、AI(人工知能)とかも進んでいる現在、こんなんでわかるの?、と思って調べたら、逆にICT(情報通信技術)とかAIの進歩の凄さに驚くばかり。

 

 一方、次々と発明される利便性の一部をこわごわ取り入れるなかで何といっても最近恩恵に預かっているのはテレビ会議システム。とはいえなかなか一筋縄ではいきません。

 例えば昨年から始めた摂食・嚥下ケアマネジメントの会議。ご指導頂く外部の医療関係者の先生はコロナ禍ではテレビ参加です。今では動画も概ねきれいに送れますが、早くコロナが終わって、先生には利用者さんの生の食事の状況を観察して頂ければ、と思います。

 もう1つ…。現「ひだまり」の退去期限到来を控え、新たなグループホームの設計中ですが、このテレビ会議は本当に難しい設計の先生と我々スタッフそれぞれのパソコンに投影した図面を前に議論をするのですが、対面であればテーブルの上の紙の図面を指さして「ここをこうしたい!」と言えばすむものが、『1階の図面の左上の「プライベートゾーン」っていう文字の「ゾ」の下あたりにトイレの場所、移せませんか?』みたいな感じで、なかなか歯がゆいです(みんなで使えるポインター機能とか、探せばあるのかもしれませんが…)。

 

 技術が進み、便利になってはきても、しっくりこないことはあるものです。また、そうあってほしい思いもあります。ICTが進み過ぎて、「私は人間ではありません□」みたいな表示がでてくる世の中にならないことを祈ります。

そして…。ICTからは多かれ少なかれ逃れられないにせよ、とにかくコロナは早く終わってほしい! 対面が恋しい! コロナとICTに翻弄される日々における切実な思いです。

 

業務執行理事 國分 隆之

2022/02/05 22:22 | 広報委員会

2021年12月28日(火)

新年スクープ!彼らの会話を傍受しました(笑)

令和4年1月1日(土)

 

☆ だいたい、昭和55(1980)年に我々の仲間の天然痘を根絶した、とか宣言したあたりから、奴らは傲慢になったんだ。

★ そうそう。昔は我々に対する恐れや敬意というものがあった。なのに、一時は「感染症はもはや脅威ではあり続けない」、みたいなことを言ってた輩もいたよな。

☆ そう、だから、その後、少しずつ、教育してやっているのさ。エボラも、SARSもさ。

★ それにしても、自分本位で、かつ、反省しない奴らだよな。

☆ でも、今回は色々なバリエーションを次々に送り込んだので、かなり参っているのでは?

★ そうともいえる。そろそろ終わりにしてやってもいいんだけどな。どうするかな。

☆ まあ、年末に繰り出した変化球を、見極める能力と謙虚さがあるかどうか、もうちょっと様子を見てから、ってとこじゃないか。

 

 「奴ら」というのは我々人類のことのようですが、このような会話がどこかで交わされているか否かは人智の及ぶところではないとして、今年こそそろそろ、と思うのは万民共通でしょう。

 とはいえ、マスク、パーテーション、ソーシャルディスタンス、手洗い、消毒、検温、換気、ワクチン等々による総力戦は当面続きそうです。

 今年も色々気苦労が多いこととは思いますが、「自粛でなく工夫」のスローガンのもと、利用者さんとともに、一日一日を大切に、かつ、楽しく元気に送っていければ、と思います。

 

 改めまして、新年のご挨拶をさせていただきます。

 本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

業務執行理事 國分 隆之

2021/12/28 15:53 | 広報委員会

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