愛の森学園では、4月の新型コロナウィルス感染症に関する「緊急事態宣言」が出され、以下のような取り組みをし、身元引受人及び後見人の皆様にお知らせしてまいりました。新型コロナウィルス感染症の状況下にあっても、利用者の皆さんの健康をお守りしつつ、日々の生活を極力普段どおりのものとすることができるよう、可能な限りの取組みを行ってきたところです。
1. すべての法人事業の継続
法人の社会的使命等に鑑み、現状においては、当法人が実施する入所、生活介護、短期入所、グループホームのいずれの事業についても、適切な衛生管理等のもと、継続する所存です。
2. 感染防御対策の徹底
いわゆる「水際対策」のため、施設に入る際には、来客・職員に関わらず、検温・手指の消毒、マスク着用等を行っておりますが、引き続き、徹底します。利用者の皆さんには、施設に入る際の検温・手指の消毒等、可能なことについては、ご協力をいただいております。
3. 日課等の中止が続くなかでの、新たな取組みの模索
感染防御のため、以下の日課やイベント等は、中止しています。
① 外部イベントへの利用者の参加
② 春の会のような、施設外の方をお招きしてのイベント
③ 外部講師等による様々な日課・レクリエーション
一方で、利用者の日常生活を構成するこれらの日課等が長期にわたって行われないことは、利用者の閉塞感やストレスにも繋がると考えられますので、職員の工夫により、代わりとなる日課やプチイベント等を行うべく、検討しております。
4. 短期入所や通所生活介護の継続と感染防御措置の実施
一部の法人・事業所においては、これらの在宅サービスの縮小・中止を予定しているところもあるようですが、当法人では、可能な限り、継続します。この場合において、例えば、短期入所を受け入れるに際しては、過去2週間の健康状況をお聞きする等、他の利用者等への感染防御の観点からできる限りの対応をしてまいります。
5. このほか、その時々の状況に応じ、知恵を絞りながら、できる限りのことをやってまいりたいと考えております。