愛の森コラム
2022年12月31日(土)

慎重、かつ、大胆な兎として、跳躍する年に!

令和5年1月1日(日)

 

 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 

 昨今、なかなか干支を意識することも少なくなったように思いますが、せっかくの新年ですので、「卯年」、すなわち、「うさぎ」について…。

 皆さん、「うさぎ」と聞いてまず思い浮かぶのは、なんでしょうか?

 とりあえず、「跳ねること」。そして、「うさぎとかめ」の逸話あたりでしょうか。前者はこれを「跳躍」と考えればあやかりたいですし、一方、後者は教訓に満ちた話でもあります。

 「兎」といえばもう一つ思い出すのは、これまた私たちに示唆するものの多いこの諺。「二兎を追う者は一兎をも得ず」。

 

 利用者さんの日々の生活を楽しく意義のあるものとさせていただくためには、良くも悪くも、課題は「二兎」どころか、「群れ」になっています。

 多くの課題を追わなければならないのは事実ですが、それを追う私たちは、1つ1つをじっくり考え、また、動くべきときは積極的に!

 兎を巡る2つの示唆を頭に置きながら、法人設立36年目の今年、大胆に跳躍する兎(卯)でありたいと思います。ご家族等は勿論、関係する皆さまのご指導、ご支援あっての愛の森学園です。

 今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

業務執行理事 國分 隆之

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2022/12/31 21:12 | 広報委員会

2022年12月05日(月)

時期は違いますが、3年ぶりの「啓蟄」かな☺?

令和4年12月1日(木)

 昨今、学園の仕事ももう一つの仕事もともに繁忙期で、週末も含め何かしらの作業をしていることが多いのですが、先週末、珍しく公演会・発表会を「はしごする」機会に恵まれました。

 私事にて恐縮ですが、亡母は著名な声優の先生に師事して「朗読」「語り」を学び、また、地元の方にその技術をお伝えする、ということを数年前に旅立つ直前まで長らく行っておりました。その後も、ともに学んだ方やお弟子さんからのご案内が楽しみでしたが、コロナ禍でこの3年はさっぱり…。

 今回、お聴きしたことのある話、初めてのお話、色々拝聴しましたが、何れも皆さん、3年分の気持ちの入った、また、ブランクを感じさせないお話で楽しませて下さいました。

 

 さて、市中に目を移せば第八波の今、感染拡大は続いているものの、何が何でも自粛モード、という感じではなくなりました。必要な感染対策を講じつつ、ものによって、また、立場や状況によって、実施したりしなかったり、参加したりしなかったり、ということなのでしょう。一律自粛だったころに比べれば、少し前向き感が出てきてよい感じかな、と。

 

 このようななかでのクリスマス会、非常に悩みましたが、利用者さんと役職員のみでの実施と致しました。高齢のご家族も多いこと、また、年末年始の利用者さんの帰省も控え万一にも施設内でクラスターを発生させたくないこと、等を考慮してのことです。ご理解をお願い申し上げます。

 

 国の方では、いわゆる感染症分類の見直し(現在より規制の緩和された「第5類」へ)の議論が始まるようです。基礎疾患のある方々をはじめとして、引き続き軽視はできないコロナですが、諸外国の状況などを見てみればこれも一つの流れかな、と思います。

 学園のモットーは「自粛でなく工夫」です。「感染防御策の徹底」を大前提に、この3年間で簡素化・縮小・停止せざるを得なかった活動や事業などを今一度見直し、引き続き、利用者さんの日々の日常生活の質の維持向上を目指していきたいと思います。

 

 関係の皆さまには、今年も大変お世話になりました。少々早いですが、よいお年をお迎えください。

 

業務執行理事 國 分 隆 之

2022/12/05 23:07 | 広報委員会