[住替え!] 利用者さんの特性・ニーズ・ご要望などを勘案し、最適な住まいの提供を!
~ 昨今、県内では「地域移行」の議論が盛んです。「地域移行」も含め、利用者さんの特性(状態)・ニーズやご要望(選択)を総合的に勘案し、そのときどきに応じて最も適した住まいをご提供できれば、と考えています。年度末、愛の森では利用者さんの住替え(引越し作業)がありました。
3人の利用者さんそれぞれに対し、現時点で最適と思われる住まいを提供するための取組みです。
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まず1人目は、学園本体施設からグループホーム(GH)すみれ荘に引っ越されたAさん。彼は、まだ施設入所サービスが施策の中心だった頃、即ち愛の森学園創設期からの住人です。その意味で、学園こそが彼の住まいであり、人生であり、ご家族の安心の源でもありましたが、ご本人の能力・特性や要望を踏まえ、ご家族の理解等も含めた諸条件が整ってきたところで、まさに昨今言われている入所施設からの地域移行の一環として、GHへの住替えとなりました。3月28日(木)に学園2階食堂で開かれた送別会では、「グループホームでも頑張る!仕事も頑張る!何かあったら職員とお話しする(笑)」等々、新しく始まる地域生活に向け、意気込みを
を語っておられました。
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2人目は、GHすみれ荘からGHひだまりに移られたBさん。GHすみれ荘に長くお住まいでしたが、GHひだまりの方がご実家や通所先に近いことを踏まえ、ひだまりが新しくなったこのタイミングをとらえ、学園の方から住替えを提案し、何度か見学や訪問もしていただいたうえで、ご本人に選択をしていただき、この度のお引越しとなりました。
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3人目は、GHひだまりから学園本体施設に入所されたCさん。旧ひだまり時代からの利用者さんで、ひだまりのある鳶尾地区での生活にも大変馴染んでおられましたが、年齢ご相応のより手厚い支援が必要な状況となったことから、ご家族とも相談のうえ、今回、学園本体施設への住替えをするに至りました。 GHひだまりでは、利用者仲間と世話人の発案で送別会が開かれ、寄せ書きやプレゼントが贈られました。
愛の森では、入所施設及びグループホーム3軒により、いわゆる居住サービスを提供しています。
GH3軒のうちの「ひだまり」は将来的には現状より若干支援内容が高めのサービスを提供すること(介護包括型から日中支援型への移行)も念頭に建替えを行いました。また、今回の住替えに当たっては、法人内に設置されている入退所等判定委員会において半年近くに渡る議論を重ね、各利用者さんの現状や要望・ご意思などを精査したほか、特に新たな入所サービス利用者さんの決定に当たっては、(福)愛の森の通所・短期入所サービスを利用されている方々の状況も含めた検討を行い、限りある資源である入所サービスの定員活用に当たって、できる限り公平・公正に決定するよう努めました。あわせてご報告します。 [担当:佐藤 由、花田 大輔]
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