天皇陛下からのご下賜金を賜りました
毎年、天皇誕生日(2月23日)に際し、天皇陛下より社会福祉事業御奨励の思召をもって、各都道府県・指定都市の優良民間社会福祉事業施設又は団体に対し金一封が下賜されます(厚生労働省資料による)。例年、各都道府県等で一施設・法人が選ばれているようです。
今年は、私ども社会福祉法人愛の森が御下賜金を賜ることとなり、2月20日(火)朝、黒岩祐治神奈川県知事を濱田名誉理事長(法人創設者)、ふれあい会(入所利用者自治会)会長ほかでお伺いし、伝達をお受けしてまいりました。ここに謹んでご報告いたします。
20日(火)午前9時過ぎ、濱田名誉理事長ほかが県庁本庁舎の応接室で緊張の面持ちにて待機しているところに、黒岩知事がご入室。知事より宮内庁からの伝達文が読み上げられ、次いで伝達書と御下賜金のお渡し。謹んで拝領いたしました。
式が終わると写真撮影と懇談です。知事、名誉理事長、ふれあい会会長を中心に撮影しました。愛の森の「外交大使」でもあるふれあい会会長は、いつものように元気よく自己紹介をしつつ、知事と名刺交換! 知事は、ふれあい会会長から学園の日常での様子などを熱心にお聞きになり、また、名誉理事長がオーナーを務めるレストランスカンディヤのご利用経験もあることから、懇談は終始和やかな雰囲気のなか、行われました。
今年度は法人設立の母ともいうべき濱田前理事長が勇退された、ある意味法人にとって節目となる年。全く予想もしなかった「御下賜金」にただただ恐縮と感謝をするほかありませんが、前理事長の理念・指導のもと、小さいながらも、利用者さん、ご家族、地域の皆様との連携を大切に、地道に運営してきたことが評価されたのではないか、と考えております。
改めて法人設立の趣旨である「温かい家庭的な場の提供」、「何ごとも愛を第一とする理念」等を大切にしつつ、精進して参ります。今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。 [國分 隆之]