2022.07.25

【短期集中連載「利用者さんは頑張りました!」】 第1回::発生前夜の卒園式

2月の学園クラスターの模様は3月のお知らせにて簡単にご報告したところですが、冒頭記事にも書きましたとおり、まだまだ「ウィズコロナ」の状況にあるなか、2月の貴重な経験を振り返ってみることには意味があるように思います。また、こぼれ話的なものもご紹介できれば、と思い、新たなコラムを立ち上げました。記憶の新たなうちに、短期連載でいくつかトピックを掲載する予定です。第1回は「発生前夜の卒園式」。

 職員家族の体調不良や通勤先・通園先でのコロナ発生等の周辺事例によりドタバタした1月と違って2月は大変落ち着いたスタートでした。
 1()には、学園創設年である昭和63年より入所されていた利用者さん(通称「社長」)が高齢者向けの処遇を専門とする施設に引っ越されました。

 また、3()は、例年どおり、利用者さんみんなで、楽しい豆まき。「鬼は外」のみならず、「コロナは外」の掛け声が足りなかったのでしょうか。 
このように順調なスタートをきった2月、心の緩みがあったとは思いたくありませんが、23()発生まで、全くその予兆はありませんでした。

  それにしても…。古参の利用者さんである「社長」の退所には一抹の寂しさもありましたが、この直後に1か月の寮封鎖が始まったことを考えれば、感染リスクやADL低下等を回避できたので、このタイミングでのお引越し、大変よかったのだなあ、と考え直した次第です。                      【國分 隆之】

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