2021.11.21
2年ぶりの森のカーニバル!:10月16日(土)
~ 学園創設以来の秋のイベント、森のカーニバル。昨年度は、コロナ禍での代替イベントとなりましたので、学園にご家族をお招きするイベントとしては、2年ぶりとなります。
(1) 晴れの予報がいきなりの雨 ~ 模擬店は外、イベントは中、と急遽の設定
① 1週間前予報は晴れ、数日前は曇り&晴れ、前日予報は曇り、と「〇〇心と秋の空」に一抹の不安を抱えつつも、「去年と違い今年は大丈夫!」と、スタッフ一同自分に言い聞かせつつ、完全晴れバージョン=屋外開催を前提に、準備をしていたものの…。
② 当日、開始30分前になって、いきなりの土砂降り。模擬店などは屋外に残しつつ、ステージアトラクションは急遽、室内バージョンに切り替えての慌ただしいスタートに。
③ とはいえ利用者さんは模擬店大好き。本館1階入口前に出店したフランクフルト、ジュース、豚汁、駄菓子、パン販売などには列ができ、お祭り気分で順調なキックオフ。
(2) メインイベントは太神楽 ~ 落語協会から翁家和助師匠にお運びいただきました!
① 今回のメインイベントは、日本に伝わる伝統芸能、太神楽です。(一社)落語協会所属の翁家和助師匠をお招きし、各種の芸(「曲」というそうです。)をご披露いただきました。
② もともと、神様への奉納などが主体の「神事」としてのルーツがある「太神楽」とのことですが、何よりも、知らない人でも見ていて楽しい、分かり易い、これは、利用者さんにはウケるのでは、と思ってお願いしてみると、見事、大当たり!
③ 太神楽には、投げ物、立て物、といった色々なジャンルがあるようで、この日は、
イ 傘の曲(傘の上で鞠などを回す、有名な芸ですね)、
ロ 五階茶碗(茶碗がどんどん積みあがっていく「立て物」の定番)、
ハ 土瓶の曲(咥えた撥の上に載せた土瓶を動かす芸)、等の伝統的な「曲」に始まり、
ニ 師匠オリジナルの新作芸(篠笛を吹きながら皿を回し、皿が止まるまでに「笑点」のテーマを吹き終わる、というスリリングな芸)や、
ホ 職員参加の「曲」、など、予定の時間を越えて、様々な芸をご披露いただきました。
④ 多くの利用者さんはおそらく初めて、しかも、目の前での迫力ある芸に、一瞬ですが(=密ではないですよ!)、学園2階ホールは大爆笑・大歓声に包まれました。
(3) 最後は定番の抽選会!
① カーニバルの最後は、定番の抽選会。和助師匠からサプライズの「手ぬぐい」が豪華特別賞として賞品に加わり、一等は「これでもか!?」と、いう位の豪華お菓子詰合せ。
② みごと抽選会で当選し、賞品を手に笑みを浮かべた利用者さんを見ると、やっぱりイベントって楽しいな、と思うスタッフ一同でした。
③ 新型コロナの影響で、ご家族様・後援会役員様に、ご招待は限定せざるを得ませんでしたが、久しぶりに利用者さん・ご家族の触合いが実現でき、よかったと思います。
④ 来年こそは、コロナを気にせず、秋晴れの下、盛大に開催できればいいですね。
模擬店等にご協力頂きました、家族会その他の関係者の皆様、有難うございました。