2026.05.01
[「〆」は虐待防止で!] 令和7年度の学園内研修は、無事、すべて終了:3月25日(水)
月に一度の学園内研修。令和7年度の「〆」のテーマは「虐待防止と身体拘束の適正化」。このテーマは毎年必須のため、色々な伝手をたどって講師をお願いしますが、今回は神奈川県立保健福祉大学の岸川学准教授をお招きしました。岸川先生は横須賀市内にある自閉症専門の通所事業所でのご勤務経験があるとのことでしたが、なんとその事業所に、現在愛の森のGHにお住いの利用者さんが、昔ご自宅から通われていた、ということが判明し、非常な親近感を抱きながらの講義開始となりました。
『身体的・心理的虐待は支援の延長線上で起こるが、性的・経済的虐待は、虐待する側の明確な意図があること』、『「支援」を行う職員と利用者さんとは、よく対等である、と言われるが、実際は対等ではなく、力関係に差があるといことを自覚する必要があること』、『利用者さんの思い、家族の思い、支援職員の思いが一致することはなかなかないことを理解すべきこと』といった、虐待を発生させないために、根本として理解していくべきものごとの考え方などについて、「元支援職員」という現場の状況・課題を深くご理解いただいているお立場を踏まえ、具体性に富んだ内容でお話いただくことができました。
職員間での価値観の違いや人手不足なども含め、いずれの支援現場でも、その職場ごとの課題があるなかで、絶対に虐待を起こさないためには、計画的な対応(支援)を組織として実施すること、また、職員間の良好なコミュニケーションを保つこと、などを継続的組織的に行っていくことかと思います。そういったことを改めて振り返ることのできる研修機会となりました。岸川先生、遠路本当にありがとうございました。