2025.12.12

チコちゃんに叱られないように(汗) (今年一年を簡単に振り返りつつ)

 師走になりました。年を取るほど1年が早い、とチコちゃんの番組で見た記憶があります。科学的にどうかはさておき、実感としてはそのとおりです。私の毎月のルーティンの1つに「もちのき」編集がありますが、常に締切に追われ、「巻頭言」のネタを考えている1年だったように思います(汗)。

 

 (福)愛の森のこの1年を、ごくごく簡単に振り返ってみます。個人的に一番思い出深いのは久々にフルオープン実施の「森のカーニバル」。学園創設以来の秋のお祭りもコロナ禍以降ご招待等を控えておりましたが、今年は幅広くお声かけできました。ご家族や森の里・上古沢という地域の方々は勿論、政官も含め多くの方がご来園。一寸した社交場のようになっていて、それもまた一興でした。

 

 春には、学園開所以来入所利用者さんの人気者だった方が急な病を得てお亡くなりになりました。利用者さん、職員とも、その「ロス」には相当なものがありましたが、お別れのセレモニーは勿論、事案としての総括や振返りなど、丁寧に行うよう心がけ、対応しました。

 

 虐待事案はありませんでしたが、不適切な事案が全くなかったとはいえません。また、職場のハラスメント事案もありました。こういった事案が発生したときは、速やかな対応の開始、必要な官公署等報告や事案ごとの丁寧な事実認定と再発防止策の検討・実施、そして家族会や役員会などへの報告等、一連の所作が求められますが、概ね適切にできたと思います。

 

 支援や厨房等の現場では、若手・ベテランを問わず、色々な工夫を編み出して利用者さんの日々を楽しいものにしてくれました。もちのきでも度々取り上げているホリデー日課、そして長年の懸案だった遠距離旅行(ガイドヘルパー外出の一環)としての有志利用者さんによるディズニーランド行き(本号参照)、久々に実施することができた「厨房企画」(同)等々、日常も非日常も、利用者さんに楽しく過ごしてもらえれば、と思いながらの一年でした。

 

 チコちゃん曰く、「大人になるとあっという間に1年が過ぎるのは、人生のトキメキがなくなるから!」だそうです。利用者さん、ご家族、そして職員も年齢が上がっていく昨今、創意と工夫により来年もトキメキの溢れる学園にしていければと思います。良いお年を!

 

[國分 隆之]

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