[医学生!] 今年も東海大から、「医者の卵」の皆さんが、実習に来てくださいました!:9月29日(月)~10月2日(木)/10月6日(月)~10日(金)
福祉施設が初めて、という方も多い医学部実習生の皆さんには、生の福祉現場を見ていただくとともに、医療スタッフが非常に少ないなかで医療的なこととどう向き合っているか、ということも見ていただくようにしています。先日は、貴重な気付き・助言などもいただき、「さすが医学生」と関心しました(^^♪。以下、実習のご感想です(注:コメントを適宜編集しました。)。
( ˙ᴗ˙ ) < 事前の想像より、明るく賑やかな雰囲気。お互い慣れるにつれ、話しかけてきてくださる利用者さんがおられ、少し距離が近づいたかな、と思った。一方、お話の内容は理解できるときとそうでないときがあり、きちんと聞き取っておられる職員の姿に驚きました。「障害」とは特別なものかと思って緊張して臨んだところもありましたが、お陰様で少し理解できましたので、今後の仕事に役立てたいと思いました。
( ^ᴗ^ ) < 施設というのは「地域との接点や外出の機会などもあまりなく、色々なルールもあるのだろう」、と思っておりましたので、非常に「開けている」感じに驚きました。利用者さんは自由に建物内を行き来し、日課や生活もひとり一人に合わせて組み立てられているのを実感し、非常に楽しく過ごすことが出来ました。
( 0ᴗ0 ) < 中学生の時分、障害者施設で、「障害者とは当事者を指すものではなく、周りの環境によるもの」と教えられたことが印象に残っていました。今回実習に入ってみると、利用者さんの行動を修正するのではなく補助し、抑え込まず、思いを曲げないように捉えることの大切さや、「二語文」等の理解しやすい話し方など、利用者さんがのびのびと過ごせる工夫が日々の生活のなかにあるのを知ることが出来ました。また、 色々と秀でた能力(例えば記憶力など)や特技を持っておられる方がおられることも非常に印象的で、興味深い日々でした。