2025.04.07

入院の奨め!(勿論冗談です(汗))

 サービス提供側として、利用者さんの快適な生活を考え、実践するのが私たちの仕事ですが、先月末から軽い骨折で入院する機会を得、「受け手側」として貴重な体験中です。「生活の場」か「退院を前提とした場」かという根本的な違いはあっても、一日のうちの多くの時間を過ごすという意味で、病室と、学園の「入所エリア」とは、似ている場面・局面がそれなりにあります。

 

 病室の一日は、看護師さんなどによる献身的な諸対応に支えられています。看護、食事、薬剤管理、清拭、排泄管理から部屋の清潔の保持に至るまで、てきぱきと、また、適宜お声かけをいただきながら、提供されます。私の軸足(怪我していない側)に合わせた部屋のレイアウトは看護助手さんたちが考えてくださいました。きわめて快適な療養環境です。

 病棟外からも色々な方々がいらっしゃいます。快活でどんな質問にも答えてくださる主治医の先生。薬剤師さんや管理栄養士さんも、折を見て来室され、複数ある鎮痛剤の選択に関する丁寧な説明や、好みや体調に応じた栄養指導・メニュー調整等をしてくださいます。

 そして手術適用ではない私に最も重要なリハビリは、入院翌日から。私の状況、要望、我が儘(汗)に応じ、PT(理学療法士)さんによる個別的かつ弾力的なメニュー提供を受けています。

 

 これら「受け手側」の日々の経験を通じ、業態や職種の違いはあれ、「これは参考になるなあ」と思うことが多々ありました。一方で、「これは我が学園の方が一寸いけてるかも(^^♪。うちのスタッフも工夫してるんだな」と思うこともあり、とても有意義な時間を過ごしております。

 などと「まったり」していないで、早く退院し業務に復帰しなければ、というのが、少々情けないですが(汗)、法人責任者としての年度初めの決意表明となります。

 今年度も内外の皆様にはお世話になります。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

[國分 隆之]

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