令和3年10月1日(金)
以前は日々、日刊紙、業界紙、スクラップ記事等もマメに読んでいましたが、昨今は昔から家でとっている一紙+α程度。コロナ関係情報などは、学園スタッフがスマホに送ってくれるのをついつい頼り、購読している一紙も、最初の数ページをめくって済ませてしまうことすらある今日この頃です。
そのようななか、先日、珍しく、「文化面」までたどり着くと…。
「マスク」は言うまでもなく外来語なので、明治維新以降、西洋医学が本格的に入ってきてからかな、と考えるともなしに思っていましたが、あったんですね、江戸時代の日本にも…。
まず、「福面」というのは、江戸時代の終わり、石見銀山での防塵マスクだそうです。
遡って1830年頃、お公家さんが厠の臭いなどを避けるために用いたのが「御鼻袋」…。
防塵、防臭、各目的にあった「素材」、「用法」があったようで、先人の知恵や工夫に、改めて感心致しました。
翻って現在。巷には色々なマスク等が溢れております。
不織布、布、ウレタンのマスクに、フェースシールドなど…。各々メリットデメリットがあるようですが、飛沫の吐出しや吸込みの対策には、不織布マスクがよい、というデータもあるようですので、改めてご紹介します。
まだ当面は続くと思われる「今様」の「御鼻&御口袋?」とのお付き合い。毎日お世話になるものゆえ、どうしても「値段」が選択の決め手だった自身を振り返り、ときには、材質や品質を比較し、感染防御力、フィット感、肌との相性、なども含め、種類ごと、製品ごとに、検討してみるのもよいかな、と、江戸時代のマスクの記事を見て思ったのでした。
業務執行理事 國分 隆之