令和3年4月1日(木)
相変わらずのコロナ禍ではありますが、暖かい春・満開の桜、の季節が巡ってまいりました。思い起こせば、まもなく、最初の緊急事態宣言発令から、1年となります。学園としては、これまで、広報紙「もちのき」や各種の連絡文書などをもってご家族等への情報伝達を行ってまいりましたが、必ずしも十分とは言えなかったところもありましたので、昨年4月7日の緊急事態宣言発令以降、折に触れて、新型コロナへのそのときどきの対応方針や、学園での利用者さんの生活の様子などをご家族にお知らせし、また、HPにもアップするように努めてまいりました。
引き続き、ご家族等をはじめとする関係ご各位に対する適時適切な情報提供を目指し、気を引き締めてまいる所存です。
さて、現在、首都圏では、緊急事態再宣言は解除されたものの、「リバウンド防止期間」として、引き続き、適切な感染防御策等の取組みが求められているのはご案内のとおりです。学園では、現下の状況を踏まえての当面の対応方針を決定いたしましたので、あわせて、以下に記します。
今年度も、ご指導ご鞭撻の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。
「リバウンド防止期間」である現在における当面の基本的対応方針
1 感染防御策の引き続きの再徹底
〇 従前より徹底を心掛けている各種感染防御策は、緩めることなく継続します。
2 感染防御に関する、ご家族への各種お願いの継続
〇 年末よりご家族等にお願いしている、
イ 利用者との面会制限【2階玄関口でのガラス越しの面会】
ロ 利用者の帰省時等に備え、ご家族におかれても「健康・行動記録」の徹底、
については、誠に恐縮ながら、当面継続させていただきたく、ご理解をお願い申し上げます。
3 園庭に設置した「プレハブハウス」での、ご家族・利用者の面会実施等
〇 今般、国の補助金を得て、園庭に、面会・小会議等が可能な8畳程度のプレハブハウスを設置しました。学園施設への入館は引き続きご遠慮いただいておりますが、ソーシャルディスタンスを保ったうえで、プレハブハウス内で利用者さんとのひとときを過ごしていただくことは可能です。事前にご連絡のうえ、是非、ご利用ください。
4 感染防御策等を精査しつつの、外部講師日課等の再開
〇 外部講師の皆様による各種日課や、サービス向上等のための職員研修等は、利用者さんの生活の質の維持向上のために不可欠なものですが、緊急事態宣言中は中断せざるを得ませんでした。一方、まだまだ長期的な対応が求められる中、このまま中断し続けることは適切ではありませんので、以下のような考え方のもと、日課や研修等それぞれの特徴を踏まえ、適宜やり方の見直しをしながら再開する予定です。
① 園庭で実施できるものは、園庭で実施する。例:エアロビ
② 森の里公民館にて、ソーシャルディスタンスを保って実施する。例:職員研修会
③ 少人数のものは、プレハブハウスを利用する。例:英会話
④ 従来のやり方を丁寧に見直し、「密」にならないような実施方法を模索する。
5 ご家族へのきめ細かな情報提供等
〇 引き続き、様々な手段を通じ、丁寧な情報提供等に努めます。
業務執行理事 國分 隆之