愛の森コラム
2020年12月31日(木)

新年の願いごと

令和3年1月1日(金)

 

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。旧年中は大変お世話になりました。本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 何でも分からないことはネットで安易に調べてしまう昨今にちなみ、「初詣」「願いごと」「ランキング」でクロス検索してみました。いくらでもあるかな、という予想に違え、検索ワードの設定が下手だったのか余りヒットしませんでしたが、数年前に、あるブログが調査した結果が見つかりました。

 曰く「1位:健康・家内安全」、「2位:学問・仕事」、「3位:恋愛・結婚」……、だそうです。

 まあ、最大公約数的な内容、順当な結果、と、改めて納得しましたが、価値観やライフスタイルが多様化するなかでは、このそれぞれの項目の具体的な中身については、願い人によって大きく異なり、また、多様化しているのだろうな、などと、想像した次第です。

 

 ところで皆さん、実際に行くかどうかは別として、今年、初詣に行ってお願いごとをするとすれば、なんでしょうか。「1つだけこれを」という方は勿論、「いくつかまとめて」の方もおられるかもしれません。

 しかし、神様が複数のお願いを聞いてくださるとすれば、いくら多様化した世の中とはいえ、今年の「願いごと」に含まれることの圧倒的第1位は、おそらく、日本中、いや、世界中の人々も共通なのではないでしょうか(某超大国に住まわれるごく?一部の人々?(笑/失礼)を除けば…。)。

 「世界中の人が同じ願いごとを(多分)する」。これは、昨今の複雑な世界情勢(一寸大げさかな(汗))に鑑みれば大変に珍しいことかと思います。それだけ、現在、世界が局面している事態が大変なことであると思いますし、医学的、社会的、政策的に、色々な対策が講じられているなか、そろそろ先が見えてきてくれれば、と心より願うものです。

 

 翻って学園では、昨年末、徹底した対策を再確認ししたうえで、ご家族などにもお知らせし、なんとか今回の大波をやり過ごそうとしているところです。神頼みのみでは勿論いけませんので、そのときどきに応じた対応を緊張感をもって行い、利用者さんの笑顔が絶えない学園を、引き続き目指していきたいと思います。

 本年も、旧年に増してのご指導・ご鞭撻や叱咤激励、そして、ご支援・ご声援をお願いするとともに、皆様の御健康・御健勝を心よりご祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

 

追記 私たちが住むのは「言霊の国」。言葉に出せば出すほど存在感が増してしまいますので、いい加減、早期のご退散を祈念すべく、今回のコラムでは、この1年、聞かない日のなかった「例のもの」の直接的名称の言及は避けてみました。

 東京オリンピックの頃までには、「コロ」っといなくなっていただければいいです「ナ」…(笑)

 

業務執行理事 國分 隆之

2020/12/31 09:57 | 広報委員会