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すっかり涼しいどころか、ちょっと肌寒い日もある今日この頃、皆様いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
さすがに最近では、新聞の一面に関連記事がない日もありますが、その一方で、新型コロナ対応もすっかり生活の一部となってしまい、日々の生活ぶりがこれほどまでに変容するものかと改めて感じている今日この頃です。
福祉の世界でどの程度浸透しているかはよくわかりませんが、製造やサービスにおける品質管の手法の1つとして、「PDCA」というものがあるのはご存じの方も多いと思います。
『Plan(計画)⇒Do(実行)⇒Check(評価)⇒Act(改善)の4段階』を繰り返すことによって、業務を継続的に改善することと一般的には説明されています。
学園でも、最近、よく、幹部会議などにおいて、「PDCAをきちんと回して」などと言うことがありますが、実際にはなかなか簡単なことではありません。学園では、去る9月初旬にも今年度何度目かの感染防御策一斉点検を実施いたしましたが、新型コロナ対策をこの半年以上に渡ってやってみて思うのは、知らず知らずのうち、この分野では、いわゆるPDCAを実行しているかなということです。
感染症の特徴がよくわからない時期、緊急事態宣言の時期、解除後の初期、そして、徐々に市中感染は減りつつあるものの長期対応を求められる時期等。
世間では『「感染防御」と「経済のバランス」』などということが言われますが、学園では、『「感染防御」と「利用者さんの自由闊達な日常生活」の両立』が課題です。外部状況である新型コロナの状況に応じ、やるべきこと、注意すべきことを明確に認識し、弾力的な対策を一応、それなりに講じてこられたのではないかと思っています。
長期化対応が求められるなか、思考停止に陥らず、状況を見極めた対策や対応を機動的に講じていくということを常に肝に銘じたいと思います。
業務執行理事 國分 隆之