愛の森コラム
2021年03月01日(月)

ワクチンの話題が多くなってきました

令和3年3月1日(月)

 

 一部地域で緊急事態宣言期間が終了した一方、首都圏は果たして今週末に解除となるのか、予断を許さない今日この頃。幸い、学園では、利用者さん・職員とも、引き続き感染者は発生しておりませんが、前回の本欄でも書きましたとおり、周辺での感染事例等が散発するなか、宣言解除の如何にかかわらず、感染防御策の徹底を心掛けているところです。

 ところで、昨今の報道では、ワクチン接種関係が多くなってきているのはご案内のとおりです。医療関係者の先行接種開始、とか、次なる優先順位である高齢者は4月から、等々、様々な情報が明らかになってきつつあります。

 現時点では、行政から特段の情報提供はありませんが、厚労省HPなどを拝見しますと、障害者支援施設等の入所者や従業者に関する情報も、徐々にアップされてきています。

 学園の状況に即してざっと概観すれば、① 高齢者に該当する利用者さん:優先接種、② 基礎疾患を有する利用者さん:優先接種、③ ①・②以外の利用者さん:一般接種と同様、④ 施設業務の従事者:優先接種、と優先度合いに応じたグルーピングが若干ややこしく、また、接種場所も、施設?、公民館等?、あるいは医療機関?、のいずれなのか等々、今後自治体が決定することとなっています。通所の利用者さんへの対応方法も、今後の課題です。

 とりあえず、入所とグループホームの利用者さん50余名についてざっと調べたところ、優先接種の対象となり得る方もそれなりの人数おられることが分かりました。

 我々が現時点でできることは、情報を早めにキャッチし学園として行うべきことを予めイメージしたうえで、行政からの通知等があった際に迅速・正確に対応することにより、希望する利用者さんへの接種ができる限り早くできるよう、心構えをしておくことかと考え、嘱託医の先生との情報交換等も密にしながら、まずは、色々と勉強しているところです。

 接種に当たっては、ご家族その他身元引受人等の方には、同意手続きへのご協力依頼なども必要になると思いますので、その際は、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 収束に向けての切り札たるワクチンには勿論期待したいところですが、行き渡るまでにはまだまだ時間がかかります。「感染防御の徹底」と「利用者さんの生活の質の維持向上」が両立していけるよう、引き続き、精進してまいります。御指導・御支援等、よろしくお願い申し上げます。

 

業務執行理事 國分 隆之

2021/03/01 18:12 | 広報委員会