愛の森コラム
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2021年11月10日(水)

「10月から土曜日お休み」となったもの

 「愛の森コラム」と「活動の様子」に掲載している記事の多くは、以前もどこかに記したように思いますが、昨春、緊急事態宣言が初めて発令されたのを契機に、ご家族や関係者の皆様に、学園の近況をよりきめ細かくお知らせしようと考え、始めたものです。

 だいたい、毎回4~5本の記事と連絡事項などを、A4×4ページの紙面に凝縮し、当初はすべて郵送で、その後、普段からメールのやりとりをしている一部の関係者様へは、今夏より各担当から、PDF化したものをメールにて送信させていただいております。

 そのうえで記事ごとに分割して、必要に応じ微修正をしたうえで、HPにアップしている、という次第です。

 で、担当者から関係者にメールで送信するに際し、前回10月1日号は金曜日であったため、私から各担当に、「郵送の方には早ければ土曜日には着くので、メールの方もなるべく早めに送ってね」とのお願いをしたのですが…。

 

 そうしたらなんと、土曜日の郵便配達は10月からなくなった、との報道。そういえば以前そんな記事を読んだような記憶があった一方、まさに、その週末、某公共放送の大河ドラマで、前島密が「郵便制度作るぞ」とか力説していたこともあり、間の悪いことだなあ…、と(笑)。

 

 さて、郵便といえば、皆さん、お手紙・お葉書、どれくらい出されますか。私事ながら亡父(昭和一ケタ)は、よく手紙・葉書を書く人でした。一字一文に力を込めて、これでもか、というくらいの筆圧で、葉書なんて裏から読めるくらいと、母とよく笑いあったもの。

 安直ですがネットで検索してみると、「直近で手紙を書いた時期が5年より前、という方が半分以上」との調査結果が見つかりました…。さもありなん、と思うか、ここまできたか、とびっくりするか…。

 そういった現状と比べると、筆者は、割と手紙・葉書を出す方かもしれません。仕事での御礼や、季節のご挨拶、といったことが中心ですが。

 メール・LINE・ファクス等で済むことかな、と思う一方、手紙・葉書だと、行間も含め、色々な気持ちが伝われば、と思ったりもします。

 関係者にお送りする「お知らせ」であれ、HPにアップする各種の記事であれ、形式の違いはありつつも、学園を巡る利用者さんや職員の日々の気持ちが、より多く伝われば、と思う今日この頃です。

 

業務執行理事 國分 隆之

2021/11/10 21:25 | 広報委員会

2021年10月04日(月)

「福面」と「御鼻袋」、そして、「今様」は?

令和3年10月1日(金)

 

 以前は日々、日刊紙、業界紙、スクラップ記事等もマメに読んでいましたが、昨今は昔から家でとっている一紙+α程度。コロナ関係情報などは、学園スタッフがスマホに送ってくれるのをついつい頼り、購読している一紙も、最初の数ページをめくって済ませてしまうことすらある今日この頃です。

 そのようななか、先日、珍しく、「文化面」までたどり着くと…。

 

 「マスク」は言うまでもなく外来語なので、明治維新以降、西洋医学が本格的に入ってきてからかな、と考えるともなしに思っていましたが、あったんですね、江戸時代の日本にも…。

 まず、「福面」というのは、江戸時代の終わり、石見銀山での防塵マスクだそうです。

 遡って1830年頃、お公家さんが厠の臭いなどを避けるために用いたのが「御鼻袋」…。

 防塵、防臭、各目的にあった「素材」、「用法」があったようで、先人の知恵や工夫に、改めて感心致しました。

 

 翻って現在。巷には色々なマスク等が溢れております。

 不織布、布、ウレタンのマスクに、フェースシールドなど…。各々メリットデメリットがあるようですが、飛沫の吐出しや吸込みの対策には、不織布マスクがよい、というデータもあるようですので、改めてご紹介します。

 まだ当面は続くと思われる「今様」の「御鼻&御口袋?」とのお付き合い。毎日お世話になるものゆえ、どうしても「値段」が選択の決め手だった自身を振り返り、ときには、材質や品質を比較し、感染防御力、フィット感、肌との相性、なども含め、種類ごと、製品ごとに、検討してみるのもよいかな、と、江戸時代のマスクの記事を見て思ったのでした。

 

業務執行理事 國分 隆之

2021/10/04 22:02 | 広報委員会

2021年09月07日(火)

ワクチン接種の状況と、感染防御策の再徹底等について

 

 

 (1) 学園を巡るワクチン接種の状況

  ① 学園では、7月下旬から8月にかけて、入所・グループホーム等の利用者さんや職員を中心に、鋭意、ワクチン接種を進めてまいりました。

  ② その結果、学園がワクチン接種支援業務を行った入所・GH等の利用者さん(ご家庭対応の困難な通所利用者さんを含む。)50名につきましては、1名の方が2回目の接種待ちであるほかは、全員の2回接種が完了しました。

 

  ③ このほか、ご家庭や就労先にて接種対応をされた利用者さんや役職員を含めますと、約150名の学園関係者のうち、8月末現在で、9割弱が2回接種を終えております。

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2021/09/07 16:49 | 広報委員会

2021年09月07日(火)

書いては消し、消しては直し…

令和3年9月1日(水)

 

 

 以前から名称は知っていても、具体的にどんな競技があるのか、殆ど知らなかったパラリンピック。こんな競技があるんだ、とか、種目名は一緒だけど一般の競技とはかなり違うなあ、など、改めて感心しながら、テレビ観戦を楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。

 様々な障害のある方が持てる力を発揮し奮闘されている姿を拝見しておりますと、日々、利用者さんと向き合っている私たちとしても、皆さんの可能性をできる限り引き出していく支援をしなければ、などとも思いつつ、ついついテレビ視聴時間が長くなる昨今です。

 といった、ほんわかとした感動や心持ちから現実に立ち戻れば、世間ではデルタ株が猛威を振るっています。利用者さん、職員とも、8月中に概ね2回のワクチン接種を終えることが見込まれていた学園では、第5波に入る前は「秋からは、控えていた旅行や一部のイベントも再開に向けて少しずつ舵を切れるかな」、などとそこはかとない期待を抱いておりました。

 しかし、現状を俯瞰してみれば、当分は慎重な対応が求められる、どころか、さらなる感染防御策の徹底が必須、との認識を共有せざるを得ないのが実情です。

 ここのところ、お知らせの原稿にしても、ご家族や職員にお示しする各種の文書や企画にしても、目まぐるしく状況が変わる中で、「書いては消し、消しては直し…」の連続です。

 そのときどきの客観的な状況を正確に把握し、見直すべきは見直し、徹底すべきは徹底する、というスタンスで、常に新たな気持ちで、日々の対応を心掛けたいと思います。

 

業務執行理事 國分 隆之

9月の予定表9月の予定表

2021/09/07 15:26 | 広報委員会

2021年08月16日(月)

学園でもワクチン接種が始まりました!

  当学園を含む複数の障害者支援施設が、市の考える施設接種ルールに当てはまら ず、施設接種を断念せざるを得ませんでしたが、幸い、比較的近くに所在する神奈川リハ ビリテーション病院様のご厚意で、7月20日(火)、26日(月)の2陣に分け、入所、グループホ ームを中心に、計48名の利用者さんが1回目のワクチン接種を受けることができました。

 まずは、事前説明と同意の手続きから

 ワクチン接種の決定に際しては、リスクとベネ フィットをご理解頂くことが必要とされています。

 このため、学園では、

あらかじめ、ご家族等身元引受人各位にワ クチンの説明書をお送りし、ご理解頂いたうえ で、ワクチン接種のご同意をいただく一方、

利用者さんご本人にも並行して説明する、 という2本立てで、行いました。

 いよいよ、当日。学園での問診など

 当日は、問診票に沿って、看護師が健康状 態を確認し、検温を実施。 ② そのうえで、引率の支援職員から、段取り等を 説明し、3台のバス・公用車に分乗して病院へ。

 マイクロバス2台での、大移動!

 利用者さん24名、引率職員も10名以上、とい う大部隊にて、いざ、出発!

 病院での接種が夕方の16時20分からの予約 となっていたため、「え? この時間からマイク ロドライブ?」と意気揚々とバスに乗り込む利用者さんもいたかもしれませんが(笑)、到着した のは天下の神奈リハ!大病院でした。

 整然と接種を受ける利用者さんたち!

 愛の森の利用者さんは、普段の外出時や日 帰り旅行の時もそうですが、学園内よりも!?、落ち 着いた大人の行動を示す方が多いようです。 外面がよいのか、内弁慶なのか(笑)、学園内で は、「注射?キャー!!」とか言っておられた利用者さんも含め、大半が、冷静かつスムーズに接種を受けてくださいました。

 病院内での接種の模様をお写真でお伝え できないのは残念ですが、皆さん、本当にお行 儀よく冷静に落ち着いて接種を受けられたと 思います。病院からは、できるだけ多くの職員 でサポートしてほしい、とのご要請がありました ので、事務職も含めて最大限の動員体制で臨 みましたが、それ以上に利用者さんが落ち着 いていたため、スムーズな運びとなりました。

 なお、翌日を中心に、若干、疼痛などを訴えられる利用者さんもおられましたが、そ の後、問題なく過ごされておりますので、あわせてご報告いたします。

2回目の接種は、8月の中旬を予定しています。1回目同様、本番に強い!利用者さ んたちの接種が円滑に終了することを、心から願っております。 

 このほか、亀田森の里病院でも!

このほか、事情により、今回の接種に参加できなかった入所の利用者さん、②通 所・短期の利用者さんでご家族対応が困難な方、③希望する職員、については、学園 において手続きを行い、やはり近隣の亀田森の里病院にて、接種を行っております。 ②に該当する場合は、ご遠慮なく、学園担当までお申し出ください。 

神奈川リハビリテーション病院様、亀田森の里病院様、そして、バスを貸して下さった野百合会様、紅梅会様、心より感謝申し上げます。引き続きどうぞ宜しくお願い申し上げます。  

2021/08/16 17:32 | 広報委員会

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