社会福祉法人 愛の森学園

利用者さんのお食事もデザートも、当然のことながら国の制度に基づき支給される給付費により、責任をもって提供するのが学園の務めです。

一方､思わぬタイミングでいただく気持ちのこもった差入れは､普段のお食事への｢一品追加｣や､｢メニューにないデザート｣など､大変嬉しいものです。

いずれも美味しくいただきました。差入れに感謝しつつ、ご紹介させていただきます。

　例年､年3回程開催している対面での役員会のうち、昨年度は2回までもが書面決議とせざるを得なかったことを踏まえ、オンライン会議導入が急務となっておりました。

今年6月の決算理事会では､学園内外にてスタンバイした理事･監事等を､初めて､テレビ会議システムで繋ぎ､決算･事業報告その他の諸議案を円滑に議決できました。

今後は､状況に応じ､対面会議と併用したいと考えています｡

  臨床心理士の諏訪部政好先生（元愛名やまゆり園園長）を講師にお招きしての｢こんわ会｣(年4回)は、①情報交換の場、②ともに学びあう、③特定の人や組織を攻撃しない、④得たものを各人各立場で活かす努力をする、をモットーに、さまざまなテーマで、先生のご講義､質疑応答､グループワークなどをしているオープンな勉強会です。

利用者さんのケース検討のほか、権利擁護､接遇論など､臨床心理士ならではのメニューで平成24年から続けられておりますが、昨年度は、津久井やまゆり園事件を採り上げていただくなど､時節を意識したテーマも含め､職員のスキルアップ･啓発をしていただいています。

2度目の緊急事態宣言下、国内全体に緊張感に欠ける、あるいは、自粛疲れ、といった報道もよく目にするところです。学園では、これまでも｢手を替え品を替え｣、防御の策周知徹底を図ってきたところですが、去る1月28日(木)開催の職員会議において、衛生委員会の作成した資料により、改めて、防御策の徹底等について学習しました。

本日は、利用者さんの普段のお食事についての御報告です。

これまでも、｢ご飯｣、｢汁物｣については、電子ジャー等により温かいものをお出しすることができました。

一方、｢おかず｣については､ 通所生活介護の利用者さんも含め一定数(お昼の場合、最大で90人分)をまとめてつくるとなると、実際のお食事の時間の1時間くらい前に調理したものを、これまでは、なるべく冷めないように、と、蓋付きの食器に盛り付けるなど、 極力冷めないための配慮･工夫をしてきましたが、それでも、限界がありました。

そのため、共同募金の配分を受け、この度、電気温蔵庫2台を、２階食堂に設置しました。

この機会に、電気温蔵庫のご紹介を兼ねて、昼食時を例に、調理から利用者さんのお口に 入るまで、を、ご紹介したいと思います。